2018年4月3日火曜日

『スター・ウォーズ:ハン・ソロ』『ジャスティス・リーグ VS. スーサイド・スクワッド』明日発売!

アメコミ魂をご覧の皆様、こんにちは!
新年度もはじまり、生活がガラリと変わって期待に胸躍らしている方もいらっしゃることでしょう。
アメコミ界隈も、注目映画の公開が続々と発表されており、期待に胸を膨らませずにいられません。

4/27は、”最強の、終わりへ――”『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』、先日20世紀フォックスから発表されたDP2(だいぶ、パンチ効いている、2本目♥)公開日は6/1、そしてそして、スター・ウォーズ最新作にして、銀河一のアウトローの知られざる若き日々を描いた『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』は、6/29公開となってます!

『スター・ウォーズ:ハン・ソロ』の見どころ


今日ご紹介する書籍は、そんなハン・ソロの、”ソロ”(単独)読み切り作です。

マージョリー・リュウ[作]
マーク・ブルックス[画]
定価:本体1,600円+税
●4月4日頃発売●

ハン・ソロを簡単にご紹介すると、「スター・ウォーズ」シリーズで圧倒的な人気を誇るキャラクターで、ウーキー族チューバッカを相棒に銀河一の高速船ミレニアム・ファルコンを操る密輸業者です。ハン・ソロを演じたハリソン・フォードを一躍人気俳優に押し上げたキャラクターでもあります。

その人気の理由は、フォースを使えない普通の人間にも関わらず、抜群の操縦技術と何物も恐れない度胸で困難を乗り越えていく姿がとにかくカッコいい一方、シャイで傲慢でやたらと人間くさい性格や表情が世界中のファンを虜にしているんだと思います。

6/29公開映画ではオールデン・エアエンライクがハン・ソロを演じていますが、映画トレーラーを見る限り、キャストは違えどハン・ソロの魅力は一緒のようです。



それでは本書の紹介に入っていきましょう。

本書は2016年7月から11月までアメリカでマーベル・コミックスから刊行されたミニシリーズが底本となっており、SW正史(カノン)作品です。

粗筋を簡単にご紹介します。
まず時間軸でいうと、『スター・ウォーズ/新たなる希望(エピソードⅣ)』ヤヴィンの戦いから『スター・ウォーズ/帝国の逆襲(エピソードⅤ)』ホスの戦いまでの三年間のあいだに起こった出来事を本書は描いてます。

ヤヴィンの戦いで反乱同盟軍の勝利に大きく貢献したハン・ソロは、戦いの後、ジャバに返済し終えていなかった借金返済のため密輸業に戻っていたところ、レイア姫とクラッケン将軍の依頼により、反乱同盟軍のスパイを暗殺から救出するため、ドラゴン・ヴォイド・ランと呼ばれる銀河一危険で名誉あるレースに参加することとなりました。


レースの最中、決められた三つの惑星に立ち寄って三人のスパイを回収する手はずになっていたが、次々と想定外の事態に見舞われる中、ハンはレイア姫の依頼よりレースに勝利することに強く惹かれるのでした。

果たしてハンは任務とレースのどちらを優先するのか? 反乱同盟軍の三人のスパイとは誰なのか? スパイ網の中の最重要人物であるマスター・リスト所持者とは? そして、スパイを次々と暗殺している裏切り者の正体は一体!?


物語全体としては、ハン・ソロがチューバッカとともにミレニアム・ファルコンで宇宙を疾走する、という単純明快で爽快なストーリーでありながら、裏では様々な謎と動機が交錯して複数の伏線が同時進行する複雑なストーリーにもなっています。
わずか114Pでありますが、読み応え十分です。


本書の見どころの一つは、実力派クリエイター陣がタッグを組んでいる点です。
作家のマージョリー・リュウは、小説家として『ニューヨーク・タイムズ』でベストセラー出しており、コミック『モンストレス』は2016、2017年アイズナー賞にノミネート、2017年には「ベスト・グラフィック・ストーリー」としてヒューゴー賞を受賞しています。
(※ちなみに、同書のアートを担当したのは日本人アーティストのタケダ・サナ氏です。)

一方アートを担当するマーク・ブルックスも、 『デッドプール』、『スター・ウォーズ』、『アントマン』など様々な作品のカバーアートを手掛ける人気コミックアーティストです。そして本作については、なんとあのジョージ・ルーカスが原画を全て買い取るほど惚れ込んだそうなので、実力とクオリティは折り紙つきということです。

本書ではストーリーの面白さだけでなく、マーク・ブルックスの繊細かつ勢いのある筆致をぜひご堪能ください。
特に、細部まで描きこまれたミレニアム・ファルコンの造形は圧巻です。


最後に特典情報をお知らせします。
本書を対象店舗でご購入頂いた方に、オリジナル原書ステッカーシートをプレゼントしております。


▲手帳に貼ったら、こんな感じです。

これは、マーク・ブルックスのミレニアム・ファルコンがカッコよかったので、どうしてもステッカーが欲しくなり予算オーバーで無理して作らせてもらったものです・笑

1枚のシートに11個のシールが付いてます。
糊面は再剥離可能なミラーコートタック紙を使っているので、貼っても跡がつかずキレイに剥がせます。(※シールの方は爪痕が残っちゃうと思います・汗)

配布店舗はコチラでご確認ください。
※数に限りがございます。万一品切れの場合にはご了承ください。
※お買い上げの方に1部のみお渡し致します。

ぜひ皆さま書店でGETしてください!!

『ジャスティス・リーグ VS. スーサイド・スクワッド』の見どころ


つづいてご紹介するタイトルは、『ジャスティス・リーグ VS. スーサイド・スクワッド』です。

ジョシュア・ウィリアムソン他[作]
ジェイソン・ファボック他[画]
定価:本体3,300円+税
●4月4日頃発売●

まずは粗筋をご紹介します。

▼▼▼ JUSTICE LEAGUE ▼▼▼
情報将校アマンダ・ウォラーによって組織された特殊部隊スーサイド・スクワッド。彼らはアマンダが課す任務を遂行するため、世界中を駆け回っていた。今回の舞台は小さな島国バドニシア。スーサイド・スクワッドは粛々と任務をこなしていたが、中心メンバーである狙撃の名手デッドショットが逃げ場を失ってしまう。彼は身投げを覚悟し、荒廃したビルの上から飛び降りてしまう。だが、そんな彼を救ったのがスーパーマンだった。その場に全員集合していたジャスティス・リーグの面々。正義と不義、両チームは一触即発の状態で対峙するのだが……。
▲▲▲ SUICIDE SQUAD ▲▲▲

本書の見どころは、もちろん映画にもなった人気二大チームが大型クロスオーバー・イベントとして対峙するところでしょう。しかし私が注目したいのは、本書はアメコミ好きがアメコミ沼にハマる要素がギュッと詰まっている点です。

アメコミの魅力その1:ユニバースがつながっている


アメコミの魅力の一つは、各キャラクター誌とそのユニバースが全体としてゆるやかにつながっている事、そして別の雑誌が一つに集結するクロスオーバー・イベントがある事です。

これって日本の漫画に慣れている我々からするとすごいことじゃないですか!? たとえば、ジャンプのワンピースと銀魂の世界観はつながってないし、クロスオーバーすることもないですよね? 各キャラクターの著作権がDCやマーベルといった出版社に帰属しているからこそできることだと思います。

本作は、ジャスィテス・リーグ誌とスーサイド・スクワッド誌の各2.5巻という位置づけとなっていて、どちらの作品を追っている方も違和感なく物語に入っていけます。

※ちなみに、各1巻と2巻も小社から刊行されてますので、チェックしてみてください。
※なお前巻を読んでいなくても、本作はほとんど独立した話で十分楽しめるのでご安心ください。

特にスーサイド・スクワッド誌2巻目『ゴーイング・セイン』には、『ジャスティス・リーグ VS. スーサイド・スクワッド 序章:温かい心』という本作のプレリュード短編が収録されてます。まだ読んでない方は、本作を読んだ後に遡って読むのも面白いと思います。

また、アメコミはユニバースがつながっていることから、クロスオーバーとまではいかなくても、例えばバットマン誌で出てきたエピソードが、ジャスティス・リーグ誌のストーリーにつながってくる、というような事がちょいちょい起こります。

本書でも、『バットマン:アイ・アム・ゴッサム』でバットマンがアマンダ・ウォラーに任務を依頼された件について、バットマンがボソリとつぶやいていたり、

▲本書P21

▲『バットマン:アイ・アム・ゴッサム』P158

ハーレイ・クインがワンダーウーマンと対決したときのハーレイのセリフが『ハーレイ・クイン:リトル・ブラックブック』の出来事を受けてたりします。

▲本書P60

▲『ハーレイ・クイン:リトル・ブラックブック』P41

アメコミを読んでいて、自分が知っているネタが出てくると、「あ、これあの本で読んだ話だ!」「俺もだいぶアメコミに詳しくなってきたぞ。ムフフ」と嬉しくなるのもアメコミあるあるではないでしょうか。

アメコミの魅力その2:自分が知らない新しいキャラがゾクゾクと出てくる


アメコミのもう一つの魅力は、初めて出会う個性豊かなキャラクターたちが次から次に出てくることです。
しかもそのキャラが、実は長い歴史を持っていたりして、それを知るのもアメコミの楽しみの一つです。
本作でも、そんな素敵なキャラクターたちが出てきたので紹介します。

★キラーフロスト★

自分にとっては、前巻の『スーサイド・スクワッド:ゴーイング・セイン』が初見だったんですが、キラーフロストは氷結能力をもった悪女です。ゾクゾクします。本作においてかなり重要な役割を演じます。
このキラーフロスト、実は初出はかなり古く、1978年の『ファイヤーストーム』#3まで遡ります。そして、ニュー52版キラーフロストは本名「ケイトリン・スノー」なんです。

…そう、ケイトリンといえば、米CWの人気ヒーロードラマ『THE FLASH/フラッシュ』に出来てる主要キャラの一人、スターラボ所属の科学者ケイトリン・スノーなんです!
あのケイトリンがこんな姿になっちゃって……涙

実はドラマでも、シーズン3で彼女はキラーフロストの能力を獲得するそうです。
私はドラマはまだシーズン1までしか追えてないのですが、ドラマで彼女を知っている人は、「あのケイトリンが身も凍るヴィランに!?」と驚くことでしょう。

★マックスウェル・ロード★

彼も自分にとって全くの初見だったんですが、本書の中でかなり重要な役割を演じてます。
彼は天才的な頭脳を持った戦略家で、テレパシーによって他社を洗脳することができます。(※その副作用で、鼻血が出るというお茶目な一面もあります・笑
キャラクター設定を見ると、『インヒューマンズ』のマクシマスみたいですね。
歴史的な初登場は、1987年の『ジャスティス・リーグ』#1となってます。

★ロボ★

ほぼ不死身の超回復能力を持った、惑星チャルニア出身の殺し屋。残忍かつ超人的身体能力を持つ一方、約束は必ず守るという義理堅い一面や彼独特の造語でしゃべるというユーモラスな一面もあります。

二面性を持ったキャラというのは大抵魅力的なものですが、彼の超回復能力といい、今やアメコミ界きっての大人気キャラを彷彿とさせ人気に火がつきそうな予感がします。

実は彼は私にとって初見ではなく、『ハーレイ・クイン:リトル・ブラックブック』『スーパーマン:アメリカン・エイリアン』(いずれも小社刊)でもお目にかかってました。
(※リトル・ブラックブックでは、なんとロボはハーレイと塗れ場を演じてます!)

そのときもかなり魅力的なキャラだなぁと気になってましたが、おそらくそういう読者の声が多いからでしょう、なんとなんと! 本書でバットマンはロボをジャスティス・リーグにスカウトしちゃうんです!


ロボはバッツの勧誘を受けるのか受けないのか? …今後の展開が気になります。

以上、とりとめなく作品紹介してきましたが、とにもかくにもDCを代表する二大チームの共演を描いた本書、DCコミックスの魅力が濃縮された豪華内容となってます。
絶対に買って後悔しませんので、お近くの書店で見かけたらぜひ手に取ってみてください!!


第2期ShoPro Books公認ブロガーもご注目ください!


最後になりますが、今日ご紹介した作品は、第2期ShoPro Books公認ブロガーの「SATDANさん」「ドロさん」のお二人にもブログに取り上げていただくことになってます。
SATDANさんはハン・ソロ、ドロさんはジャスティス・リーグの予定です。
こちらもぜひ楽しみにしてください。

 ShoPro Books アメコミ公認ブロガー【第2期】始動!! 


以上、今回のアメコミ魂はこのあたりで。
次回の更新は、新刊『スパイディ:アフタースクール・スペシャル』『インビンシブル・アイアンマン:リブート』が発売される4月18日頃となります。お楽しみに!
(文責:小出)

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