2017年11月21日火曜日

『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』! 映画『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』につながる物語!!

アメコミ魂をご覧の皆様、こんにちは!
年末が確実に近づいてきて、だんだん慌ただしくなってきてる方もいらっしゃる事でしょう。
特にアメコミファンにとっては、海外マンガフェスタや東京コミコンなどイベントラッシュの時期でもあります。

さらに今年は、『マイティ・ソー バトルロイヤル』や『ジャスティス・リーグ』、アニメ版ゴジラ『怪獣惑星』、『ブレードランナー2049』など気になる映画が目白押し!
嬉しい悲鳴ですが、お財布も時間もやりくりが大変…。

そんな上映ラッシュの中ではありますが、「何はともあれ、これだけは絶対はずせない!」という映画が12月15日公開『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』という方、手を挙げてください!
(^ ^)/ハーイ!!



何せ、製作会社がルーカス・フィルムからディズニーに移ってから最初の映画である『フォースの覚醒』(2015年12月公開)は、全米歴代興行収入No1、世界興行収入でも『アバタ―』、『タイタニック』に次いで第三位と世界的な大ヒットとなりました。
日本でも、興収116億円、観客動員740万人となり、公開時には社会現象にもなりましたね。

そんな『フォースの覚醒』の続編ということで、関連イベントも多数開催され、盛り上がりに拍車がかかってます。気になるイベントを、一部ピックアップしますと、

東急グループ「STAR WARS スタンプラリー」
期間:11月10日~12月25日
場所:東横線沿線の主要駅と主要商業施設

ホットトイズ「STAR WARS オフィシャルショップ」
期間:2017年11月23日~2018年1月14日
場所:渋谷109MEN'S

日本テレビ「金曜ロードSHOW!」3週連続「スター・ウォーズ祭り」
期間:12月1日、12月8日、12月15日

ディズニー「東京コミコン2017 スター・ウォーズ ブース出展」
期間:12月1日~12月3日
場所:幕張メッセ

「スター・ウォーズ/最後のジェダイ プレミアム・ナイト 前夜祭 特別上映」
期間:12月14日18:30開始
場所:全国32劇場

「スター・ウォーズ/最後のジェダイ」
期間:12月15日~
場所:全国劇場

…となってます。いやー、ホント映画が待ち遠しいですね。
そんな中この冬、小社からも久しぶりにSTAR WARSコミックスを刊行することになりました!タイトルもズバリ、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』です。

チャック・ウェンディグ[作]
ルーク・ロス他[画]
定価:本体1,600円+税
◆12月6日頃発売予定◆

小社にとっては、2005年6月『スタ-・ウォ-ズエピソ-ド3 シスの復讐』以来約12年ぶりとなるSWコミックスとなります。
本書を皮切りに、今後SWコミックスを続々と刊行していく予定ですので、皆さま是非ご期待ください!


CANON(カノン)とLEGENDS(レジェンズ)、2つの世界観


ここでSWコミックスの歴史を簡単にご紹介したいと思います。
実はスター・ウォーズのコミックス史は大変古く、かつ複雑なユニバースを形成してきました。

まずはマーベル・コミックスが、『エピソード4/新たなる希望』公開年の1977年から1986年までSWコミックスを刊行してきました。その後1991年から2014年までダークホース・コミックスが様々なシリーズのSWコミックスを刊行してきました。

映画では描き切れない登場人物のエピソード、重要な事件などをコミックスがスピンオフとしてフォローする事で、スター・ウォーズのユニバースは確実に広がりましたが、一方でその世界観が複雑になりすぎるという面も出てきました。

そんな中2012年にディズニーがスター・ウォーズの権利を引継ぎ、コミックス出版権もその傘下のマーベル・コミックスに帰属することとなったのを機に、スター・ウォーズの世界観が大幅に整理されることとなりました。

その結果、映画旧六部作とアニメ「スター・ウォーズ/クローン・ウォーズ」と「スター・ウォーズ/反乱者たち」、および2014年以降に発表されたゲームと書籍、2015年以降に出版されたコミックスが「CANON(カノン)」=「正史」として分類され、それ以前の作品は「LEGENDS(レジェンズ)」として扱われることになりました。

この設定改変により、正史設定に矛盾のない一貫性が生まれることとなり、新たにスター・ウォーズに興味を持ったファンにとって作品世界に参入しやすい状況が生まれました。

とはいえ、『フォースの覚醒』以降もマーベル・コミックスが精力的にSWコミックスを刊行してきた結果、2015年以降だけでも膨大な作品が生まれており、それらは現在マーベル・コミックスの屋台骨になりつつあります。

※現在、本国アメリカでの刊行タイトル一覧は、スター・ウォーズ百科事典サイト「Wookieepedia」で確認できます。

これだけ作品があると、正直どれから読んでいいのか悩むところですが、そんな方には、新スター・ウォーズの代表作である『フォースの覚醒』邦訳コミックスとなる本書からまず手に取ってみるのは如何でしょうか?
なおもちろん、本書は「正史(CANON)」に属します!


『フォースの覚醒』内容紹介


それでは、本書の紹介に入らせていただきます。
多くの方が既にご存じのことと思いますが、まずは簡単に粗筋からご紹介します。

▼▼▼ THE FORCE AWAKENS ▼▼▼
 反乱同盟軍による第2デス・スターの破壊と銀河帝国の崩壊から30年。帝国の残党から生まれた軍事組織ファースト・オーダーの部隊と彼らを率いる邪悪な戦士カイロ・レンが辺境の惑星ジャクーの村を襲った。消えたルーク・スカイウォーカーの居場所を求めて!  同じ目的でレジスタンスのレイア・オーガナ将軍から派遣されたエースパイロットのポー・ダメロン、若き廃品回収業者レイ、脱走ストームトルーパーのフィン、そしてカイロ・レン――彼らの運命が交錯し、銀河に新たな激動の歴史がスタートする!
▲▲▲ THE FORCE AWAKENS ▲▲▲

本書は、2016年6月から11月にかけて本国アメリカで発行された#1~#6のリーフをまとめた単行本「Star Wars: The Force Awakens Adaptation」(2016年12月刊行)が底本となってます。

著者は、ライターがチャック・ウェンディグ、アーティストがルーク・ロスのコンビです。

チャック・ウェンディグは1976年生まれのアメリカ人小説家、コミックライター、ゲームデザイナーです。
反乱軍が「新共和国」へ生まれ変わる、『フォースの覚醒』の時代背景を描いた話題作『スター・ウォーズ アフターマス』3部作を執筆したライターとして知られています。

一方アーティストのルーク・ロスは、1972年ブラジル出身のコミック・アーティスト(ペンシラー、インカ―、カラリスト)です。
これまで「スパイダーマン」「グリーン・ランタン」「インディー・ジョーンズ」「キャプテン・アメリカ」の作画を担当するなど、マーベル・コミックスの人気アーティストの一人となってます。

絵柄が気になりますよね!

次に本書の見どころをご紹介していきます。

映画にない本書一番の売りは、なんといってもアメコミ風の絵柄でしょう!
ここで本書の中面を一部チラ見せしたいと思います。

レイがBB-8と出会うシーン

レイとフィンがミレニアム・ファルコンに駆け寄るシーン

ハン・ソロとレイがミレニアム・ファルコンを操縦するシーン

いかがでしょうか。
アメコミらしい線と墨のベタがはっきりしつつ、カラーリングは調和のとれた配色で、絵を見てるだけでも飽きません。
また、レイはかわいく、ハン・ソロはかっこよく、キャラクターの顔がちゃんと魅力的に描かれていて、SW映画ファンの期待を裏切りません。


映画には出てこない重要な情報も!?

本書では、映画ではっきりと語られなかった重要情報も含まれてます。例えば…、

 少しネタバレ1 
レイが惑星タコダナのマズ・カナタの城の地下で、幻覚を見るシーンがありました。
本書ではその場面で、"ヨーダやオビ=ワンの声"が描かれてます。

 少しネタバレ2 
ルーク隠遁中の惑星名が"オクトー"であることが判明します。

 少しネタバレ3 
冒頭レイが廃品を売って手に入れる"ポーション"がジャク―の通貨であり、食糧でもあることが明記されてます。(昔の日本のお米みたい!)

…などです。
先ほどのカノンとレジェンズの項でご紹介したように、本書は「正史」ですので、映画『最後のジェダイ』と矛盾する内容はありません。本書の情報が『最後のジェダイ』にどのように影響していくのか、あれこれ想像を巡らすのも楽しいですね。


セリフの違い

映画では一瞬で判読できるよう、字幕の文字数に制限があります。その結果、本来のセリフから省略される情報がどうしても出てきてしまいます。
その点、コミックスではそういった制約はありませんので、可能な限り貴重な情報を省略せず、丹念に訳すよう心がけました。
本書を読んだ後に改めて映画と見比べてみるのも面白いと思います。


本書の刊行にあたって心がけた事


価格を1,600円に

久しぶりにSWコミックスを取り扱うということで、本書の刊行にあたってはスター・ウォーズ好きな方々の意見を伺って、どういった本にしたら良いか、実はあれこれ検討しました。

そして、ディズニーさんになってから、いわゆるスター・ウォーズのコア・ファンである30~60代男性のほかに、20~30代女性や、10~20代の若い世代、キッズ層にファン層が広がってきていることが分かりました。

そこで、コア・ファンの期待を裏切らず、かつ新規ファン層にアメコミの魅力を知ってもらうために、価格を思い切って1,600円(税別)に抑えました。

通常フルカラーのアメコミの場合、本書ぐらいのページ数(144P)だとどうしても2,000円を超えてしまうのですが、キャラクター紹介や作品紹介といった普段カバーの折り返しや帯に載せる情報を表周り(表1と表4)にまとめることで、カバーと表紙と帯を一体化してコストを下げました。
その結果、本国アメリカの単行本を日本で買うのと比べても、同じ内容ながら小社邦訳版の方がお安くなってます!


デザイン面でもちょっとした工夫

先ほども申しましたが、SWファンが本書を買う際はやはり絵柄が気になると思います。
また、本書がスピンオフなのか、映画のストーリーなのかも気になります。

ところで通常、アメコミを書店で買う場合、ビニールでシュリンクされていて中身を見れない事が多いです。
これだとカバー折り返しに載せてあるキャラクター紹介や作品紹介を見れません。

そこで本書では、キャラクター紹介を表4(裏表紙)に持ってきて、登場人物やキャラクターの絵柄がちゃんとわかるようにしました。
また、映画の粗筋を表4に記載しました。

さらに、小社では普段あまりやりませんが、背表紙にもキャラクター(レイ)の絵を載せて、書店で棚挿し状態でも中身が分かりやすいように意図しました。

また、全体的に丸みを多用したデザインを意識して、とっつきやすい印象を意識しました。
こちらがそんな、表紙周りデザインになります。

↑クリックで拡大して見れます。

いろいろ工夫をしてみたので、普段アメコミに接しない人にも、本書をきっかけにアメコミに興味を持ってもらえたらいいなーと思ってます^^


特典情報


小社にとって久々のSWコミックスということで、今回2つの購入特典をご用意しました。

 特典1  店舗限定ポストカード
対象店舗で本書をご購入のお客様に、店舗ごと限定ポストカードをプレゼントします。
対象店舗の詳細は、近日ShoPro Booksホームページで発表しますのでチェックしてください。
ポストカードのデザインは全5種類。配布書店と合わせてご覧ください。

↑紀伊國屋書店

↑MARUZEN & ジュンク堂書店


↑ブリスタ―・コミックス


↑TSUTAYA BOOKS



↑その他の書店





 特典2  コトブキヤ製フィギュア
次に、本書購入者の中から、抽選で2名様にコトブキヤ製ドロイド三体セットのフィギュアをプレゼントします。

© & ™ Lucasfilm Ltd.

BB-8は底にマグネットを内蔵することでベース接地面の造形も失わず再現しています。
C-3POは左腕が赤く塗装され、全身のメッキも古びたイメージに。R2-D2は全身に30年の年月を感じさせる汚し塗装が施されております。それぞれベース接地面にマグネットが入っており、鉄板入り台座に好きなキャラクターと並べる事が出来ます。

応募方法は、本書封入のアンケートはがきに必要事項を記入して投函ください。応募締切は2018年2月末日となってます。


今後のSWタイトル刊行予定


最後に、今後のスター・ウォーズ書籍の刊行予定をご紹介します。

『スター・ウォーズ:ハン・ソロ』

まず2018年4月頃に、「ハン・ソロ」のスピンオフ・コミックスを予定してます。


シリーズ屈指の人気キャラクターの活躍をオリジナル・ストーリーで描いた、カノン(正史)に属する読み切り作品です。

時代設定は『エピソード4/新たなる希望』と『エピソード5/帝国の逆襲』の間。レイア姫からのある密命を帯びて、ハン・ソロはチューバッカとともに、ミレニアム・ファルコンを駆って銀河一危険なレース「ドラゴン・ボイド」に参戦する、という話です。

絵柄もきれいで、ハン・ソロとミレニアム・ファルコンがとにかくカッコよく描かれてます。
2018年6月公開予定の映画『SOLO: A STAR WARS STORY』を見る前に、ぜひお読みいただきたいタイトルです。


『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』

続いては2018年5月頃に、「ローグ・ワン」のコミカライズ作品を刊行予定です。


スター・ウォーズ史上最高傑作との呼び声も高いスピンオフ映画『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』の完全コミカライズ作品です。

『エピソード4/新たなる希望』のオープニングクロールで語られた事件、反乱軍はいかにして「デス・スター」の設計図を入手できたのか?
名もなき戦士(ローグ・ワン)が不可能なミッションに挑んだ感動作を、マーベル・コミックスのアメコミでぜひご堪能ください。


邦訳希望アンケート募集

その他「ぜひこのSWタイトルを邦訳してほしい!」という要望がございましたら、shoprobooks@gmail.com宛にどしどしご意見お寄せください。


マーベル・コミックスに限りませんし、コミックス以外でも図録やレゴブックなど、未邦訳のスター・ウォーズ関連書籍であれば、どんな本でも構いません。皆さまのご意見お待ちしてます。

今週のアメコミ魂はこの辺りで。最後までお読み頂きありがとうございました。それでは来週の更新をお楽しみに!
(文責:小出)


▼おもしろい記事がありましたら、ぜひ皆様のSNS等でご紹介してください。ただし、画像の無断転載はご遠慮ください。

▼ご意見・ご感想・ご指摘・邦訳希望・翻訳者希望・持ち込み企画などは、本ブログの下段にある「メッセージを送る」を押していただき、指定の送信フォームからお送りください(携帯からはウェブバージョンにてご対応ください)。

2017年11月14日火曜日

来週同時発売!『ゴッサム・アカデミー:イヤーブック』『フラッシュ:邪悪なる閃光』


アメコミ魂をご覧の皆様、こんにちは!

年末が確実に近づき、「もう来年でいいかな」などと、なんでも先送りにしがちではありませんか?

そんな荒んだ大人には、一年を締めくくり思い出を振り返ることの大切さを思い出させてくれる「ゴッサム・アカデミー:イヤーブック」がオススメ!


アダム・アーチャー 他 [イラスト]
内藤 真代 [翻訳]
定価:本体2,300円+税
2017年11月22日頃発売予定


強引に宣伝に入らせていただきましたが、アメコミには珍しいキュートなイラストが目を引く本書は、ゴッサムシティの学生たちが織りなす冒険譚シリーズ「ゴッサム・アカデミー」の第3弾

今現在彼らと同じ学生の方にも、ウン十年前に卒業してしまった方にも是非読んでほしいストーリーです。


【これだけ押さえておけば楽しめる! 】

そもそもゴッサムアカデミーって何よ? 入りたいんだけど? と思ったあなた。
私も同じ気持ちです

1作目『ゴッサム・アカデミー』、2作目『ゴッサム・アカデミー:カラミティ』を未読の方でも本書が楽しめるように、かなりざっくりですが背景と探偵クラブのメンバーキャラクターをまずはご紹介!

■ゴッサミ・アカデミー
バットマンでおなじみ、ゴッサム・シティのはずれに建つ伝統のある超名門学校。
ゴッサム・シティの子供たちが通うが、不思議な生き物や出来事が目白押し。稀にバットマンも出没するとか?


オリーブ・シルバーロック
シルバーの巻き髪がキュートな、ゴッサム・アカデミーの2年生。学内にある探偵クラブのリーダー格で物語の主人公。しっかり者で大人っぽいが優しい女の子。


■ミア・ミゾグチ(マップス)
同じくゴッサム・アカデミーの1年生。夢が地図を作ることなので、マップスと呼ばれることも。好奇心旺盛で、バットマンに憧れロビンになりたがっている。


■ポメリーン・フリッチ(ポム)
オリーブの同級生。オカルト好きの個性的が光るクールな女子だが、中退した男子と浅からぬ仲だったような描写があり意外と青春している


■コルトン・リベラ
オリーブの同級生。怪しい商売に精を出すなど行動力抜群で、悪知恵の働く学園の問題児的存在。サングラスが憎めない。


■カイル・ミゾグチ
オリーブの同級生。ミアの兄でありオリーブの元カレ。ミアの面倒を見てきたせいか真面目な長男的性格。


…元カレ(元カノ)と同じクラブに所属って気まずくないですかね。Z世代のデジタルネイティブはあまり気にしないんでしょうか。

そんないらぬ邪推をしてしまうほど、ゴッサムアカデミーにはステキな仲間と過ごす、刺激的で楽しい日々がいっぱいなんです!!


【イヤーブックのあらすじ】


ゴッサム・アカデミーでの生活も1年が経ち、探偵クラブのメンバーは大忙しの一学期を終えることができた。試験に恋においしいご飯…はては魔法にモンスターに大騒動!
彼女たちは、普通の学校生活では経験できない冒険譚や思い出の数々を自分たちのイヤーブックにまとめることにした。どんなイヤーブックになるのか…
さあ、ページをめくって彼女たちの冒険譚に飛び込もう! (本書引用)

そもそもイヤーブックとは、学校生活をまとめた思い出帳のこと。日本でいう卒業アルバムのようなものですが、1年ごとに作成するのが一般的とされているので、ここが日本と少し違う点ですよね。

最終学期にもなってちょっとは落ち着きを見せるかと思いきや、まだまだ不思議な学園生活は続きます。

・学校の温室からゾンビ出現、穴だらけの作戦で迎え撃つ!

・可愛いネコちゃん動画でジャイアン女子を撃退!

・ミアがバットマンを待ち伏せ、ロビンの面接を受けようとするが…?

・古時計が実はタイムマシーン!? モンスター2匹と三つ巴のバトル!

イヤーブック一冊では収まらないだろうと思われる濃いめの内容が、今回もギッシリと詰まっています。




【必見! ニヤニヤポイント】


学生さんたちの青春模様は、なんてことがないシーンでも見ていて大変微笑ましい気持ちにさせてくれるものですよね。
『ゴッサム・アカデミー:イヤーブック』でもそんなシーンが盛りだくさん!

私のセレクトした甘酸っぱい or かわいい、ニヤニヤポイント(NYP)をチラ見せします。

NYP1 ミアのやきもちにニヤニヤ

オリーブが新しいルームメイトとして紹介したリコに、ミアは厳しい視線を送る。
親友を取られたような気分になり落ち込むが、オリーブからのフォローでご機嫌もすぐに治っちゃう!

NYP2  可愛すぎるメェ

いたずらの罰として羊コスチュームで立たされる二人。派手すぎるいたずらは本書でチェックして!

NYP3 買収されるコルトン

ミアに夜中に呼び出され、コーヒーを奢り、警察署に入り込むための協力をするよう言われるコルトン。イヤイヤながら100ドルであっさり寝返ってくれるなんて、コルトンにとってミアって結構特別だよなァ…と思わせてくれる1シーンです。


ゴッサムアカデミーで小さなヒーローたちが懸命に日々を過ごす様子を紹介してきましたが、いかがでしょうか?

マーベルは偉大な正義のヒーローを多く輩出していますが、可愛いは正義という世界の常識を本書で再認識させられましたね!

もっとニヤニヤしたい、もっとゴッサムアカデミーに没入してみたい、という方はぜひお手にとって見てください!


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今回は2本立て、新刊紹介はまだ続きますよ!
『ゴッサム・アカデミー:イヤーブック』と同時に発売されるのは、『フラッシュ:邪悪なる閃光です!


中沢 俊介[翻訳]
定価:本体2,000円+税
2017年11月22日頃発売予定


初めてフラッシュを知ったときには、大変失礼ながら
えっ、速いだけなの? 
DCヒーローってもっと条件厳しくないの? 
などと思ってしまいましたが、そう感じた方は少しはいるハズ…。

しかし、ジャスティスリーグなどでの活躍もめざましく、フラッシュは今やDCを代表するヒーローの一人と言っても過言ではないですよね!

フラッシュ:邪悪なる閃光』はフラッシュシリーズの第4作目であり、THE NEW 52! としては最終巻にあたります。

過去作『フラッシュ:新たなる挑戦』、『フラッシュ:ローグズの逆襲』、『フラッシュ:グロッドの脅威』では様々な敵と戦い抜いてきましたが、今回の敵はなんとフラッシュに激似!

【激似の敵、リバース・フラッシュとは! 】


胸には逆フラッシュマークをつけ、暗黒面に落ちたフラッシュのようなビジュアル。
フラッシュ同様の能力を持っていますが、さらなるパワーを求め殺人を繰り返す”リバース・フラッシュ”なんです。正体は過去に恨みを持つあの男だが…。

【気になるあらすじ】

バリー・アレンは、ようやくスピードフォースの力を理解しつつあった。この力はフラッシュと結びつき、時間そのものを前に進めているのだ。
しかし、何者かが新たにスピード・フォースを、フラッシュとは真逆の方向に進められる能力を獲得した。
時計の針を戻し、歴史を捻じ曲げてしまうほどの力を集めつつあるリバース・フラッシュから世界を守ることができるのか?(本書引用)

・恋人との同棲を始め、職場復帰も果たしたバリー・アレン。

・次々に起こる殺人と、わずかな手がかりからその犯人を探すフラッシュ。

・その能力から犯人かと疑われ、かなりの距離を追いかけられるキッド・フラッシュ!

・悪夢を見るほどフラッシュに恨みを持ち、そのパワーに惹かれているイライアス。

・子供の頃の辛い生活を振り返るダニエル・ウェスト。


全ての人物のエピソードが重なり、リバースフラッシュとの死闘の先に待っているのは残酷な真実だった…!

詳しくは、手に汗握る展開のフラッシュ第4弾『フラッシュ:邪悪なる閃光』をご確認ください!

 【次にフラッシュに会えるのは…】

次のフラッシュ単体のコミックは、リバースシリーズ『フラッシュ:ライトニング・ストライクス・トゥワイス(仮)』。
来年の1月末ごろの発売を予定していますので、こちらもお楽しみにお待ちください!それではまた次回!







(文責・富永)








2017年11月7日火曜日

まだまだ続く! “REBIRTH”シリーズ最新刊行情報

 アメコミ魂をご覧の皆さま、こんにちは!

 今夏より刊行を開始した“REBIRTH”シリーズ。読者の皆さまよりご好評をいただきまして、今後も話題作を続々刊行する予定です。ということで、今回のアメコミ魂では、今週から書店に並び始める2タイトルをご紹介したいと思います。

 まずはこのタイトルから。


バットマン:アイ・アム・スーサイド
トム・キング[作]
ミケル・ハニン他[画]
定価:本体2,300円+税
◆2017年11月7日頃発売予定◆

 『バットマン:アイ・アム・ゴッサム』に続くシリーズ第2巻では、バットマン世界を代表するヴィランのひとり、ベインが登場します。

 その 気になる概要をこれからご説明いたします。

 本書は2016年10月から翌年1月にかけて刊行された『バットマン』#9-15をまとめた単行本の翻訳版になります。ライターは前巻に続いてトム・キング。メインの作画は前巻収録の序章「バットマン:リバース」を担当したミケル・ハニンが手がけました。『アイ・アム・スーサイド』のタイトルどおり、本書ではバットマン版スーサイド・スクワッドが結成されます。かつてライターのジョン・オストランダーが1987年から1992年にかけて執筆した同チームの雑誌の大ファンだというキングにとっては、待望の題材だったようです。なお本書におけるベインは、それまでのイメージとは異なる姿で登場します。インタビューによると、映画『地獄の黙示録』(1979年)でマーロン・ブランドが演じたカーツ大佐を意識したとのこと。

強化薬「ヴェノム」が抜けて、イメージが刷新されたベイン。


 じつは前巻『バットマン:アイ・アム・ゴッサム』と本書のあいだには、小規模なクロスオーバーが展開されています。「ナイト・オブ・ザ・モンスターメン」と題されたそのエピソードは、2016年9月から10月にかけて『バットマン』#7-8、『ナイトウィング』#5-6、『ディテクティブコミックス』#941-942にまたがって繰り広げられました。内容としては――前巻でヒューゴ・ストレンジ教授が自殺テロに追い込んだ者たちが、その後次々と巨大な怪物に変身して、気を同じくして到来した嵐のなか、ゴッサムシティで暴れまわります。そこで上述誌のヒーローたちが力を合わせて奇怪な怪物どもと戦い、事件の黒幕を追い、さらに市民の保護に奔走する――という物語になっています。前巻で繰り返された“怪物どもがやってくる”というセリフは、こちらのエピソードの前フリだったことになります。ニュー52の『ミッドナイター』で注目を集めた新鋭ライター、スティーブ・オーランドが中心となって各雑誌をまとめ、バットマンの初期を題材にした2006年の作品『バットマン&モンスターメン』をアップデートさせたような波乱の一夜が描きだされました。ちなみに、本書の邦訳化の予定はございません。

 さて、続く2タイトル目はこちら。

ジャスティス・リーグ:アウトブレイク
ブライアン・ヒッチ[作]
ニール・エドワーズ[画]
定価2,300円+税
◆2017年11月7日頃発売予定◆


 本書は、『ジャスティス・リーグ』 #6-11をまとめた単行本の日本語版です。脚本は前巻に引き続いてブライアン・ヒッチが担当し、彼の持ち味であるスケールの大きな事件が描かれます。特に予備知識はありません。どなたでも気軽に手に取って、そのダイナミックな展開を楽しめる一冊になっております。
 前半の「潜在する恐怖」でアートを手がけたのは、マシュー・クラークとトム・デレニク、へスース・メリノの3人。クラークは1994年にデビューし、『アドベンチャーズ・オブ・スーパーマン』『ドゥーム・パトロール』『アウトサイダーズ』などを担当しました。一方、デレニクは、1991年にデビュー。『インジャスティス:ゴッズ・アマング・アス』『ジャスティス・リーグ・オブ・アメリカ』『ニュー・スーサイド・スクワッド』などを担当。そしてメリノは、1998年にデビュー。主にインカーとして活動しています。
 後半の「アウトブレイク」では、北ウェールズ在住のニール・エドワーズが担当しています。1997年のデビュー以来、『スパイダーマン:シーズン・ワン』『ファンタスティック・フォー』『ジャスティス・リーグ・アンリミテッド』などを担当しましうた。リバース体制においては、月2冊という強行な刊行スケジュールになっているタイトルも多く、このようにアーティストが頻繁に交代しています。
 本書を経由し、物語はミニシリーズ『ジャスティス・リーグ vs. スーサイド・スクワッド』を中心としたエピソードへと繋がっていきます。次巻は第2.5巻という位置づけになり、正統派のスーパーヒーローであるジャスティス・リーグと、アンチヒーローのスーサイド・スクワッドが全面対決するだけでなく、真の悪である謎のヴィラン・チームも登場してさらに激化した闘いが繰り広げられることになるのでどうかご期待ください 。

 それでは今週はこの辺で。また来週お会いしましょう。

 (文責・山口大介)


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