2017年1月17日火曜日

“アクアマン”日本語版シリーズ、ついに完結!!
『アクアマン:王の最期』発売!


「アメコミ魂」をご覧の皆さま、こんにちは!
早くも20173回目の更新です! 1月も早いもので3週目に突入ということで、やっと正月ボケから抜け出しつつある今日この頃。皆様いかがお過ごしでしょうか。

さて、本日ご紹介するのは、125日頃発売の新刊、『アクアマン:王の最期(THE NEW 52!)』と好評発売中の『アクアマン:王の遺産(THE NEW 52!)』です。
 
アクアマン:王の最期(THE NEW 52!)
ジェフ・ジョーンズ[作]
ポール・ペレティエ、ショーン・パーソンズ[画]
定価:本体2,400円+税
◆2017年1月25日頃発売予定◆
 
アクアマン:王の遺産(THE NEW 52!)
ジェフ・ジョーンズ[作]
アイヴァン・リース、ジョー・プラド、ピート・ウッズ他[画]
定価:本体2,400円+税◆好評発売中!◆ 

この2タイトルはアクアマン単独誌の第2(アクアマン:王の遺産)と第3(アクアマン:王の最期)になるのですが、昨年10月に刊行したアクアマン単独誌第1巻『アクアマン:アトランティスの王(THE NEW 52!)』はもう読んでいただけましたでしょうか。

アメコミファンの方はもちろんご存知だと思いますが、バットマンやスーパーマンと比べると日本ではまだまだ知名度が低いと思いますので、『そもそもアクアマンって…?』とか『アクアマンシリーズを読もうかどうか迷っている…』という方は過去のアメコミ魂もご参考にしていただければと思います。

●アメコミ魂の過去記事●

それでは、今回紹介する2作品の魅力を第1巻の簡単なおさらいも踏まえてお伝えしていければと思います。

1巻の『アクアマン:アトランティスの王』では、地上世界と海底王国、二つのルーツを持つアクアマンが自らの出自に葛藤しながらも謎の生物トレンチの脅威から地上の人々を守ろうと奮闘するアクアマンのひたむきな姿が描かれています。さらに、彼を支える最大の理解者であるメラに支えられ、大きな困難を乗り越えることで、メラと共に地上で生きていく決意を決めるストーリーになっています。

地上の人々にギャグのネタにされても地道にヒーローとして歩み続けるアクアマンの姿が男らしくてかっこいいですね。

さて、第1巻のおさらいはこれくらいにして、本題です。第2巻の『アクアマン:王の遺産』では、アクアマンの宿敵ブラックマンタが登場します。ブラックマンタは自らの父親をアクアマンに殺された恨みと彼自身のある思惑でアクアマンと過去に行動を共にしていた異能集団であり、海底王国の七つの聖遺物の守護者であるアザーズのメンバーを一人ずつ殺し始めます。

※『アクアマン:王の遺産』本文より抜粋

その騒動の中で、メラにさえ秘密にしていたアクアマンの暗い過去が明らかになり、アクアマンは仲間やメラからも不信感を抱かれながらも自らの信念を貫き、ブラックマンタとの再戦を決意します。

※『アクアマン:王の遺産』本文より抜粋

果たして、アクアマンは大切な仲間やメラをブラックマンタの脅威から守り、自らの暗い過去を乗り越えることができるのか!? 宿敵ブラックマンタやアザーズなど魅力的な登場人物も増え、物語は一気に加速していきます。

※『アクアマン:王の遺産』本文より抜粋

3巻の『アクアマン:王の最期』の内容の前に、前述の過去のアメコミ魂でも触れているように、アクアマンの第2巻と第3巻の間のストーリーが存在します。そのストーリーは小社刊行のジャスティス・リーグ第3巻『ジャスティス・リーグ:アトランティスの進撃(THE NEW 52!)』に収録されております。(詳しくは過去の記事をチェック!)


ジャスティス・リーグ:アトランティスの進撃(THE NEW 52!)
ジェフ・ジョーンズ[作]
アイヴァン・リース、ポール・ペレティエ、トニー・S・ダニエル[画]
定価:本体2,000円+税
◆好評発売中◆

アクアマンのストーリーをコンプリートしたい方は是非とも『ジャスティス・リーグ:アトランティスの進撃』も併せてお楽しみください! なんといってもジャスティス・リーグ第3巻は話の規模がでかいです! 地上と海底王国アトランティスの激しい戦いがあったり、アクアマンと彼の弟オームの劇的なドラマが魅力的なストーリーになっています。

さて、最後にアクアマン単独誌第3巻『アクアマン:王の最期』のあらすじです。
これまで地上と海底、過去と現在、ヒーローと王という様々な困難を乗り越え、成長してきたアクアマン。人気ライターのジェフ・ジョーンズが脚本なだけに、読者を飽きさせないドラマチックなストーリー展開でしたが、本書はジェフ・ジョーンズが脚本を担当したストーリーのクライマックスです。

アトランティスの王として歩み始めたアクアマンの前に、長い眠りから目覚めたアトランティスの初代国王である幽王が立ちはだかります。

※『アクアマン:王の最期』本文より抜粋

アクアマン自身も知り得なかったアトランティス建国の秘密も明かされ、幽王との戦いの中で、アクアマンの王としての器が試されます。

※『アクアマン:王の最期』本文より抜粋

グランドフィナーレとなる本書は、やはりストーリーが素晴らしいと思います。まさに海底世界にもぐっているかのように、のめり込んで読めてしまう作品だと思います。

それとアクアマンとメラのラブストーリーも注目ポイントです。優れた王には内助の功が不可欠ですね。

※『アクアマン:王の最期』本文より抜粋

最後までお読みいただきありがとうございました。

ちなみに、アクアマンのことばかり考えているとなんだか寿司を食べたくなるのは私だけでしょうか。笑 寿司屋にアクアマンが来たらちょっと気まずいですけどね。
※アクアマン:アトランティスの王ではシーフード店に来るシーンがありますが、アクアマンが日本に来たらきっと寿司屋に来ますよね。

それでは来週火曜正午の更新をお楽しみに!
 
(文責:関谷怜也)
 
 
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