2016年6月21日火曜日

カートゥーン ネットワークで好評放送中!
アメコミ『ティーン・タイタンズGO!』発売決定!


読者の皆様、こんにちは! 「アメコミ魂」ライターの乙間です。

ShoPro Booksでは、過去に様々なアメコミを紹介してきました。

DCコミックス、マーベル・コミックス、ダークホース・コミックス、イメージ・コミックス、IDW パブリッシング、バリアント・エンターテイメント、ブーム!スタジオ等々……契約した海外版元も多岐にわたりますが、作品のジャンルも多岐にわたっています。

ShoPro Booksが様々な作品を読者の皆様に紹介できたのは、それぞれの作品を支持する日本の読者がいたからだと思います。また、ShoPro Booksにも、読者の要望にできるだけ応えたいという姿勢があったからだとも思っております。

そんな中で、また新たな作品が邦訳化されることになりました。カートゥーン ネットワークのアニメでお馴染みの、明日発売の『ティーン・タイタンズGO!』です。他作品のアニメイテッド・シリーズは過去にも刊行しておりますが、また違った味わいのある本作品を、今日はちょっとだけご紹介したいと思います。
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現在、カートゥーン・ネットワークでは、ティーン・タイタンズが三頭身のちびキャラになって活躍するコメディアニメ『ティーン・タイタンズGO!』が放送されておりますが、この新シリーズの元祖といえるアニメが『ティーン・タイタンズ』です。日本では2004年11月から放送され、本放送後もリピート放送されている人気アニメです。本書はこのアニメから生まれたコミックになります。

アニメ『ティーン・タイタンズ』は、日本アニメの表現を取り入れ、日本的なアニメと米国的なカートゥーンが上手く融合した作品として知られています。日本アニメの表現とは、たとえば、コメディーシーンになるとキャラクターが二頭身になったり、大きな汗や怒りマークなど感情や感覚などが記号化されたりすることです。いわゆる「漫符」や「形喩」のことですね。これは、このアニメをベースにした本コミックでも同じく表現されています。
突然二頭身キャラになったり、かわいい顔になったりするのは、日本のアニメや漫画ではお馴染みですよね。このコミックにもアニメ同様、その手法を取り入れて描かれています。

話は前後してしまいましたが、今回登場するティーン・タイタンズを紹介します。チーム名のとおり、10代の若者ヒーローたちが集まって結成されたのが、ティーン・タイタンズです。ティーン・タイタンズのリーダーは、ご存知バットファミリーの一員ロビンです。そのロビンに好意を寄せているのが、タマラン星のお姫様スターファイヤー。フード付きのケープを纏っているのが魔法少女レイブン。緑色の少年が、どんな生物にも変身できるビーストボーイ。そして、実写映画化も予定されている話題のサイボーグ。(下記の写真で右側にいるキャラクターは、ビーストボーイが以前所属していたドゥーム・パトロールです。詳しくは本書をお読みください!)
アニメ『ティーン・タイタンズ』ファンはもちろんのこと、カートゥーンが好きな人にお薦めしたい本書には、迷路やクイズなどの遊びも劇中の合間に出てきますので、色々な楽しみ方ができます。ちなみに、7月20日頃発売の『デスストローク』もスレイド名義で一瞬だけ出ております。探してみてください! 物語は一話完結で読みやすく、日本人にとっても親しみやすい絵柄ですので、ぜひこの機会にご一読ください!

来週は、『スパイダーマン:ブルー』に続く、日本語版カラーシリーズ第2弾『デアデビル:イエロー』をご紹介します。
ⓒ 2016 MARVEL

では、また来週火曜日の正午に。

(文責:乙間萌生)


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