2015年1月5日月曜日

2015年公開予定のアメコミ映画とお薦め洋画を紹介!

本年もよろしくお願い申し上げます。

昨年は皆様のおかげで様々な海外コミックを刊行することができました。ですが、まだまだ読者の皆様のご要望に応えきれていない部分も多々あると思います。2015年は“さらに前進”できるよう、部員一同、努力してまいりますので、変わらぬご支援のほどよろしくお願い申し上げます。

「アメコミ魂」は、立ち上げ当初から編集部員自らが執筆しております。たまに外部の方に執筆を依頼することもありますが、大半は自分たちが仕事の合間に書いております。ブログといっても、各々が担当するコミックや書籍の宣伝ばかりなのですが、それでも、このブログは、自分たちの言葉で担当作品の面白さを読者の皆様に伝えることができる重要なツールだと考えております。

昨年、アメコミ初心者のメンバーが2名編集部に加入しましたが、配属早々このブログの担当者になってもらいました。前述のとおり、伝える喜びもさることながら、ブログを書くことによって、自分たちも担当作品やその周辺事情などを勉強することができると思ったからです。また、初心者の目線でお伝えできることもあると考え、彼らにも定期的にブログを書いてもらうことにしました。まだまだ未熟で手作り感満載のブログではありますが、2015年の「アメコミ魂」もご愛読いただければ幸いです。

さて、2015年最初の「アメコミ魂」は、昨年好評だった“アメコミ映画の紹介”(昨年の記事はコチラ)です。今年もアメコミ映画や「アメコミ魂」の読者さんが注目するであろう作品を紹介したいと思います。なお情報は2015年1月5日現在のものですので、公開日等が変更となる可能性もございます。ご了承ください。(更新:2015年1月10日)

では、今年も“Let's move forward”


2015年 アメコミ映画
こちらではアメコミ原作の映画、またはアメコミや海外コミックと関連する映画を紹介します!
※日本公開が未決の作品は全米公開の日程を記しております。

▲『シン・シティ1』
1月10日(土)公開
『シン・シティ 復讐の女神』
(原題:Sin City: A Dame to Kill For)
監督:ロバート・ロドリゲス/フランク・ミラー
出演:ジェシカ・アルバ、ジョシュ・ブローリン、ジョセフ・ゴードン=レヴィット、エヴァ・グリーン、ミッキー・ローク、ブルース・ウィルス他
配給:ギャガ
小学館集英社プロダクション(以下、小社)より邦訳版を刊行しているフランク・ミラー原作グラフィック・ノベル「シン・シティ」シリーズ原作(全4巻刊行予定)。ロバート・ロドリゲスと原作者のフランク・ミラーのコンビが映像化したクライム・アクション第2弾。「罪の街(シン・シティ)」を舞台に男と女の生き様が描かれる。R15+指定。
小社刊行の原作コミック『シン・シティ1』『シン・シティ2』は絶賛発売中。本作の同名作品は『シン・シティ1』に収録。ちなみに『シン・シティ3』は1月下旬発売、『シン・シティ4』は3月下旬発売を予定している。日本でシン・シティ全巻が刊行されるのは初めてのこと。
●公式サイト●
↓原作コミックの紹介はコチラ↓
●映画『シン・シティ 復讐の女神』にそなえて……。●
●いよいよ刊行スタート! 『シン・シティ』●

1月24日(土)公開
『アニー』
(原題:Annie)
監督:ウィル・グラック
出演:ジェイミー・フォックス、クワベンジャネ・ウォレス、ローズ・バーン、キャメロン・ディアス他
配給:ソニー・ピクチャーズ
いまやミュージカルの代表作となった『アニー(Annie)』の原作は、漫画家のハロルド・グレイがニューヨーク・デイリー・ニューズ紙で1924年から連載していた新聞漫画『Little Orphan Annie(小さな孤児アニー)』です。その後、1977年にミュージカルとしてブロードウェイの劇場で初演、同年のトニー賞7部門を制覇しました。日本版『アニー』のミュージカルは1978年に初演、以降はご存じのとおり、何度も公演されています。また映画化は本作含めて3回されています(1995年の続編『アニー2』を除く)。●公式サイト●

▲『ミュータント タートルズ大全』1月28日頃発売
2月7日(土)公開
『ミュータント タートルズ』
(原題:Teenage Mutant Ninja Turtles)
監督:ジョナサン・リーベスマン
製作:マイケル・ベイ他
出演:ミーガン・フォックス、ウィル・アーネット、ウーピー・ゴールドバーグ他
配給:パラマウント ピクチャーズ ジャパン
カワバンガ! はやくも続編の製作が決定した4人(匹?)組ヒーローの超絶アクション・アドベンチャー、いよいよ日本上陸。リーダーで真面目なレオナルド、短気で勝気なファイターのラファエロ、お調子者でマイペースなミケランジェロ、頭脳派のドナテロが所狭しと暴れまわる。ミュータント タートルズは、実はアメコミから誕生したキャラクター。詳細は小社刊行予定の『ミュータント タートルズ大全』にて。
●公式サイト●
 ↓関連ビジュアルブックの紹介はコチラ↓
●先だし情報! 『ミュータント タートルズ大全』とは!?●

2月13日(金)公開
『劇場版ムーミン 南の海で楽しいバカンス』
(原題:Moomins on the Riviera)
監督:グザヴィエ・ピカール、ハンナ・ヘミラ
製作:ハンナ・ヘミラ
制作国:フィンランド/フランス
配給:ファントム・フィルム
2014年、原作者であるフィンランドの作家トーベ・ヤンソン生誕100周年を記念して、フィンランドとフランスの共同制作によって生まれた長編劇場アニメーション作品。世界中の誰もが知っている“ムーミン”の物語は、1945年に小説で発表され、以降、コミックや絵本、さらにアニメーションとなって広まっていった。日本語版の吹替えは『楽しいムーミン一家』でムーミンを担当した高山みなみ他、同作での声優たちが参加。
●公式サイト(日本)●

2月13日(金)全米公開(日本公開未定)
『キングスマン:シークレット・サービス(原題)』
(原題:Kingsman: The Secret Service)
監督:マシュー・ヴォーン
製作:アダム・ボーリング、デビッド・レイド、マシュー・ヴォーン
出演:マイケル・ケイン、コリン・アンドリュー・ファース、サミュエル・L・ジャクソン、タロン・エガートン、ソフィア・ブテラ、マーク・ハミル、マーク・ストロング他
配給:20世紀フォックス映画
『キック・アス』『ウォンテッド』のマーク・ミラーと『ウォッチメン』のデイブ・ギボンズのコミックを原作としたスパイ・アクション映画。イギリスの諜報機関キングスマンのベテラン・エージェントであるハリーがスパイ教育を受けさせた甥のゲイリーとともに悪の組織に立ち向かう。
●20世紀フォックス公式サイト(海外)●
●公式サイト(海外)●

▲『アベンジャーズ:シーズンワン』
7月4日(土)公開
『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』
(原題:Avengers: Age of Ultron)
監督:ジョス・ウェドン
製作:ケヴィン・ファィギ
出演:ロバート・ダウニーJr.、ジェームズ・スパイダー他
配給:ウォルト・ディズニー・スタジオ
言わずも知れたアメコミ原作の大ヒット映画『アベンジャーズ』(2012)の続編。当初は5月1日の全米公開より前に日本で公開されるとの話があったが、公開日は7月4日に変更となった。アメコミファンにとっては、この夏一番楽しみな映画だといえよう。副題にあるように、今回の敵役はウルトロン。さあ、どんな内容になるか今から楽しみだ。ちなみに3月28日に公開される『ニンジャ・アベンジャーズ』とはもちろん無関係。でもそちらも気になる(笑)。
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▲『アントマン:シーズンワン』1月28日頃発売
7月17日(金)全米公開(日本公開未定/9月公開か?)
『アントマン(原題)』
(原題:Ant-Man)
監督:ペイトン・リード
出演:ポール・ラッド、マイケル・ダグラス、エバンジェリン・リリー、コリー・ストール、デビッド・ダストマルチャン他
配給:ウォルト・ディズニー・スタジオ
“アントマン”とは、マーベル・コミックスのキャラクターの一つで、“蟻男”の名のとおり、身体を縮小させ、蟻を操る能力を得たヒーロー。この能力を発明したのがヘンリー・"ハンク"・ピム博士で、彼が初代のアントマンだ。さらに彼は身体を拡大させ、サイズを自由に変えることもできるようになった。2代目アントマンはスコット・ラングという若者だが、映画にも登場するようだ。まだ日本での認知度が低いアントマンだが、映画公開前にぜひ小社刊行予定の『アントマン:シーズンワン』をご一読あれ。
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7月公開
『ターミネーター:新起動/ジェニシス』
(原題:Terminator Genisys)
監督:アラン・テイラー
製作:デヴィッド・エリソン
出演:アーノルド・シュワルツェネッガー、エミリア・クラーク、ジェイ・コートニー、ジェイソン・クラーク、イ・ビョンホン他
配給:パラマウント ピクチャーズ ジャパン
過去に『ターミネーター4 オフィシャル完全ガイド』なる本を刊行したことがあったが、刊行当時はこの『~4』から新たな三部作が始まると聞いていたのだが……いろいろあったようで(笑)、シリーズ5作目にあたる本作が、リブートされた新三部作の第一章となるようだ。また『ターミネーター2』の要素も盛り込まれているとのこと。ちなみに本作の全米公開は7月1日だが、第2弾の全米公開日が2017年5月19日、第3弾の全米公開日が2018年6月29日に決定していると報じられた。コミックのシリーズはダークホース・コミックスより刊行されている。
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8月7日(金)全米公開か?(日本公開未定)
『ファンタスティック・フォー(原題)』
(原題:The Fantastic Four)
監督:ジョシュ・トランク
製作:マシュー・ボーン他
出演:マイルズ・テラー、ケイト・マーラ、マイケル・B・ジョーダン、ジェイミー・ベル、トビー・ケベル他
配給:20世紀フォックス映画
マーベル・コミックスの看板タイトルの一つである“ファンタスティック・フォー”は、宇宙線を浴びたことによってスーパーパワーを手にしたリード(ミスター・ファンタスティック)、スーザン(インビジブル・ウーマン)、ジョニー(ヒューマン・トーチ)、ベン(ザ・シング)から成る4人組のヒーローチームである。リブート版の本作『ファンタスティック・フォー』はキャストも一新され、すでに続編の公開も2017年7月14日とアナウンスされている。
●IMDb●

12月18日(金)公開
『スター・ウォーズ フォースの覚醒』
(原題:Star Wars: The Force Awakens)
監督:J・J・エイブラムス
製作:キャスリーン・ケネディ、J・J・エイブラムス、ブライアン・バーク
出演:ハリソン・フォード、キャリー・フィッシャー、マーク・ハミル、デイジー・リドリー、ジョン・ボイエガ、オスカー・アイザック他
配給:ウォルト・ディズニー・スタジオ
先日邦題が決定したばかりだが、まだ1月5日の現時点では明かされていないことが多い。本作はシリーズ7作目にして、ディズニーによるルーカス・フィルム買収後の初作品となり、「ジェダイの帰還」から30年後が舞台となる。今後の情報が楽しみである。買収前はダークホース・コミックスでコミックが刊行されていたが、現在の版元はマーベル・コミックス。
●スター・ウォーズ(日本)公式Facebook●

12月公開
『I LOVE スヌーピー THE PEANUTS MOVIE』
(原題:Peanuts)
監督:スティーブ・マーティノ
原作:チャールズ・M・シュルツ
制作国:アメリカ
配給:20世紀フォックス映画
アメリカのマンガ家チャールズ・M・シュルツが1950年から描きはじめた新聞マンガ『ピーナッツ』。作品の主人公は少年チャーリー・ブラウンで、彼が飼っているビーグル犬がスヌーピーである。世界的に人気のあるキャラクター、スヌーピーを初めて3DCGアニメーションで映画化したのが本作だ。スヌーピーが犬小屋から繰り広げる壮大な空想の冒険がはじまる!
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【番外編】
▲『ジャスティス・リーグ:アトランティスの進撃』
1月27日全米発売(日本発売未定)
『ジャスティス・リーグ:スローン・オブ・アトランティス(原題)』
(原題:Justice League: Throne of Atlantis)
監督:イーサン・スポールディング
製作:ジェイムズ・タッカー
原作:『ジャスティス・リーグ:アトランティスの進撃 (THE NEW 52!)』(小社刊)
制作国:アメリカ
発売元:Warner Home Video
昨年、小社より刊行した邦訳版『ジャスティス・リーグ:アトランティスの進撃 (THE NEW 52!)』を原作にしたOVA作品。日本での発売が待ち遠しい。原作もぜひご一緒に!
●DCコミックス公式サイト(海外)●


2015年 注目の洋画作品
1月17日公開
『ジャッジ 裁かれる判事』
(原題:The Judge)
監督:デイビッド・ドブキン
配給:ワーナー・ブラザース映画
アメコミ読者のなかでもファンが多いロバート・ダウニーJR.と『ゴッドファーザー』シリーズでトム・ヘイゲン役を演じたロバート・デュバル主演。殺人容疑がかけられた判事である父(デュバル)と、その父を弁護することになった“カネで動く辣腕弁護士”の息子(ダウニーJR.)。父子の愛憎劇が二転三転するものの感動的な結末が……。
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春公開
『スポンジ・ボブ 海のみんなが世界を救WOO!』
(原題:The SpongeBob Movie: Sponge Out of Water)
監督:ポール・ティビット、マイク・ミッチェル
配給:パラマウント ピクチャーズ ジャパン
1999年からアメリカで放送されているギャグアニメの劇場版。原作はステファン・ヒーレンバーグ。アニメやグッズも日本で展開されていたのでご存知の方も多いはず。海底に住む主人公のスポンジボブ・スクエアパンツと仲間たちが繰り広げる冒険とは……。
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3月6日全米公開(日本公開未定)
『チャッピー(原題)』
(原題:Chappie)
監督:ニール・ブロムカンプ
配給:ソニー・ピクチャーズ
映画『第9地区』で一躍脚光を浴び、マット・デイモン&ジョディ・フォスター主演で話題となった映画『エリジウム』のニール・ブロムカンプ監督の最新作。本作は、人工知能をプログラムされたロボットであるチャッピーの成長物語のようだ。『第9地区』『エリジウム』を観た人にとってはマストな作品だろう。キャストはヒュー・ジャックマン、シガニー・ウィーバー、シャールト・コプリーら。
●IMDb●
↓『エリジウム』の記事はコチラ↓
●『エリジウム ビジュアルガイド』を語る●

4月公開
『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』
(原題:Birdman or [The Unexpected Virtue of Ignorance])
監督:アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ
配給:20世紀フォックス映画
『バベル』などを手掛けたメキシコ出身のアレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督のブラックコメディ作品。スーパーヒーロー映画「バードマン」で人気を博した俳優リーガンが再起をかけてブロードウェイの舞台に挑むという内容。その落ち目になった俳優を『バットマン』『バットマン・リターンズ』でバットマン/ブルース・ウェイン役を務めたマイケル・キートンが演じている。
●公式サイト●

4月公開
『JIMI:栄光への軌跡』
(原題:All Is by My Side)
監督:ジョン・リドリー
配給:東京テアトル
映画『ウォッチメン』でロールシャッハとナイトオウルが南極に向かうシーンで流れた楽曲といえば、ジミ・ヘンドリックスの「見張り塔からずっと(All Along the Watchtower)」(オリジナル楽曲はボブ・ディラン)だということはアメコミファンならご存知だと思うが、その天才ギタリスト“ジミヘン”の伝記映画が本作だ。無名の彼がイギリスでデビューを果たし、成功していく1966年からの2年間を描いている。残念ながらジミヘンの往年の名曲は使用されていないとのことだが、『それでも夜は明ける』で昨年のアカデミー賞脚色賞を受賞したジョン・リドリーが監督・脚本なだけにぜひ観たい作品の一つだ。
●公式サイト●

4月25日(土)公開
『シンデレラ』
(原題:Cinderella)
監督:ケネス・ブラナー
配給:ウォルト・ディズニー・スタジオ
世界中の誰もが知っている名作『シンデレラ』の実写映画。さらに最新短編映画『アナと雪の女王/エルサのサプライズ』が同時上映されることも決定した。気になるシンデレラ役は、『タイタンの逆襲』で長編映画デビューを果たしたイギリス出身のリリー・ジェームズ。監督は映画『マイティ・ソー』のケネス・ブラナー。
●公式サイト●

2015年5月公開
『白鯨のいた海』
(原題:In the Heart of the Sea)
監督:ロン・ハワード
配給:ワーナー・ブラザース映画
全米で3月に公開される(日本公開は未定)ロン・ハワード監督によるアクション・サバイバル映画。名著『白鯨(Moby Dick)』のもととなった、鯨に襲われ難破した捕鯨船エセックス号の悲劇を描く。原作はナサニエル・フィルブリックによる著書『復讐する海 捕鯨船エセックス号の悲劇』(集英社刊)。監督は映画『ビューティフル・マインド』でアカデミー賞監督賞を受賞し、最近では『ダ・ヴィンチ・コード』や『天使と悪魔』のメガホンも取ったロン・ハワード。
●公式サイト(海外)●

2015年5月公開
『ジュピター』
(原題:Jupiter Ascending)
監督:ラナ・ウォシャウスキー、アンディ・ウォシャウスキー
配給:ワーナー・ブラザース映画
全米で2月6日に公開される(日本公開は未定)ウォシャウスキー姉弟監督によるSFアクション映画。異星人に管理された地球に住む女性ジュピターは何者かに命を狙われるが、元兵士の男に救われ……と物語も映像も迫力満点。本作は、ウォシャウスキー姉弟にとって映画『マトリックス』シリーズ以来の原作のないオリジナル作品となる。
●公式サイト●
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夏公開
『マッドマックス 怒りのデス・ロード』
(原題:Mad Max: Fury Road)
監督:ジョージ・ミラー
配給:ワーナー・ブラザース映画
1979年に公開された『マッドマックス』は、監督のジョージ・ミラーと主演のメル・ギブソンの出世作品であり、その後2本の続編が製作された。漫画『北斗の拳』にも影響を与えたといわれているシリーズだ。そして、今年、最新作である4作目となる本作は、主演をメル・ギブソンから映画『ダークナイト ライジング』でべイン役を演じたトム・ハーディに交代し、さらにド迫力な映像が期待される。
●公式サイト●

夏公開
『ピクセル(原題)』
(原題:Pixels)
監督:クリス・コロンバス
配給:ソニー・ピクチャーズ
映画『グレムリン』や『グーニーズ』、さらにウィンザー・マッケイの『リトル・ニモ』が原作のアニメ映画『NEMO/ニモ』の脚本にも携わり、『ハリー・ポッターと賢者の石』などの監督でも知られるクリス・コロンバスがメガホンを取った最新作。80年代のゲーム映像を見たエイリアンが、それを地球人の宣戦布告と勘違いし、襲撃してくる…というあらすじで、スペースインベーダーゲームやパックマン、ドンキーコングなど複数のゲームキャラクターが登場する。一瞬、映画『シュガーラッシュ』を彷彿とさせるが、いったいどんな物語になるのか期待大。
●ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント公式リリース●

8月7日(金)公開
『ジュラシック・ワールド』
(原題:Jurassic World)
監督:コリン・トレボロウ
配給:東宝東和
『ジュラシック・パーク』『ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク』『ジュラシック・パークⅢ』から続くシリーズ4作目にあたる最新作。来年には日本でも公開されるであろうピクサーの最新作『ザ・グッド・ダイナソー(原題)』も控えているので、また大きな“恐竜ブーム”がくるかも。ちなみに東宝東和は8月28日公開の『テッド2(原題)』も配給する。
●公式サイト●

12月公開
『リトルプリンス 星の王子さまと私』
(原題:The Little Prince)
監督:マーク・オズボーン
配給:ワーナー・ブラザース映画
サン=デグジュぺリの名著『星の王子さま』が初めてアニメーション映画になったと話題の作品。原作の『星の王子さま』の「その後」を描き、『星の王子さま』を通し、9歳の女の子と年老いた飛行士との感動的な交流が描かれるそうだ。監督は映画『カンフー・パンダ』でアカデミー賞にノミネートされたマーク・オズボーン。
●公式サイト●

2015年も公開が待ち遠しい作品ばかりです。「2015年 注目の洋画作品」の選定には、かなり個人的な意見が反映されていますが、まだまだ面白そうな洋画がたくさんあるので、ご自身でいろいろと調べてみるのもいいかもしれませんね。


ご意見募集

小社刊行物に封入されている「愛読者はがき(アンケートはがき)」をご返送してくださる読者さんも多いかと思います。当然、一枚一枚に全員が目を通しておりますが、我々は常に読者さんのご意見を広くいただきたいと思っております。過去にはtwitter等でも「邦訳希望アンケート」などを取ったこともありますが、ぜひこのブログの下段左にあるメッセージを送る」 のボタンを押していただき、いつでも皆様のご意見をいただければと思っております(基本PC対応ですが、スマホでご覧いただいている方は「ウェブバージョンを表示」にしていただけるとボタンが表示されます)。実際、皆様のご意見が邦訳化や編集内容に反映されたことも多々ございます。もちろん、邦訳希望作品だけではなく、このブログの内容についてや小社アメコミに関するご意見、ご感想などなんでもかまいません。お待ちしております。

twitterでもご意見やご感想をお待ちしておりますので、お気軽にどうぞ。
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それでは、今週はここまで。また来週もお楽しみに!


(文責:山本将隆)