2013年12月16日月曜日

『バットマン:アンダー・ザ・レッドフード』を語る

こんにちは!

今回は、12月18日(水)頃に発売する『バットマン:アンダー・ザ・レッドフード』を紹介いたします

赤い仮面の下にある真実とは?――突如ゴッサムシティに現れた謎の男レッドフード。彼は敵なのか、味方なのか……。本書の原書を読んでいない人でも、バットマンファンならこの物語の主人公レッドフードの正体は誰だかおわかりだと思います。

告知するうえでどこまでネタバレさせてもいいのか、アメコミの過去作品の邦訳版を刊行するときにいつも迷います。すでに原書が出てから何年も経っていて、あらゆるサイトで様々な情報も掲載されているし、ファンなら当然知っているからここまではいいだろう……と思って告知してしまうと、「ネタバレ」だとお叱りを受けることもしばしば……。

ですので、ここでは発売までその正体は伏せておきましょう(笑)。まあ、すでに弊社サイトやネット書店さん等での内容紹介では少しだけ情報を出しておりますし、他作品の解説でも少し内容に触れられているので、その正体を知る人も多いのですが、知っていたとしてもこの作品は充分楽しめますのでご安心ください!

本書を読む前に読んでいただきたいのが、この二作品。まずは、『バットマン:デス・オブ・ザ……』じゃなくって(笑)、『バットマン:デス・イン・ザ・ファミリー』。この作品はロビンファンには読んでいただきたい単行本です。

なぜならば、非業の死を遂げた二代目ロビンであるジェイソン・トッドの物語と三代目ロビンとして活躍しようとするティム・ドレイクの話が収録されており、まさにロビンの代替わりの流れがこれ一冊でわかる作品となっております。実はこの『バットマン:デス・イン・ザ・ファミリー』は、読者アンケートで『バットマン:ノーマンズ・ランド』に匹敵するぐらいの刊行希望作品でした。『バットマン:アンダー・ザ・レッドフード』を機にさらに注目されて欲しいですね。


もう一作品は、『バットマン:ハッシュ 完全版』。ちょうど単独誌初邦訳で盛り上がった『デッドプール:マーク・ウィズ・ア・マウス』と同じ発売日だったので、少しデップーさんの陰に隠れてしまった感じはありますが、変わらずの高評価で、今も売れ続けています。

この『バットマン:ハッシュ 完全版』に登場する謎の包帯男ハッシュなんですが、彼はバットマンの前で正体を現します。包帯がハラハラとはがれていき、なかから出てきた人物がバットマンにゆかりある人物だったのです……。と、まあ、これが本書の本筋ではないのですが、このシーンが今回の『バットマン:アンダー・ザ・レッドフード』に繋がっていくので、ぜひ本書もお読みください!

さて、『バットマン:アンダー・ザ・レッドフード』の面白さよりも関連作品の話がメインになりましたが、最後に『バットマン:アンダー・ザ・レッドフード』の魅力を列挙しますね。

●368ページ(3,360円)の超ボリューム!

●収録作品は“BATMAN”#635-641, #645-650, さらに“BATMAN ANNUAL”#25, さらにさらに『バットマン:ハッシュ 完全版』での“彼”の初登場シーンも。もちろん解説も収録! 

●本書の登場人物は豊富でして、バットマン、レッドフードはもちろん、ナイトウィングにアルフレッド、バットマンが認める自警団員オニクス、ゴッサムシティの暗黒街のボスであるブラックマスク、強敵ミスター・フリーズのほかに、スーパーマン、ザターナ、グリーンアロー、デスストローク、キャプテン・ナチなどなどたくさんのキャラクターが登場。

とにかく、原稿を読んでいて、久々にワクワクしながら読んでいました!

ではまた!


(文責:山本将隆)